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マラソン大会 出会い編
 

上り始めてすぐのこと。


沿道に見覚えのある男が立っていました。


レッジです。


レッジは大学のサークルの後輩で、湯河原で湯河原のために働く人です。(すごい説明)
この日も湯河原のために働いていたのです。


私の中では、湯河原=温泉 ではなくて 湯河原=レッジ。
それほど湯河原な男です。


だけど、会うのが5年ぶり?なので、本物かどうか自信なくて
じーと見つめながら走って(歩いて)いたら、
レッジもこっちを見ている!?

結局、お互い見つめ合いながらも最後まで自信が持てず、声かけられぬまま通過。


さようならレッジ…









上り坂はほとんど歩いていた私なので、
常にビリ集団に属していました。
友達と喋る力もなくなって、いつしか単独行動に。




そしてようやく上りを制覇!
あとは下るのみ。


だからと言ってスピードアップなんかしたら
それこそ介護車の思うつぼです。


下りこそじっくりと。

ということで、それまでとほとんど変わらないペースで
満開の梅や咲きかけの桜など、景色を楽しみながら走ることに。(BGM:カントリーロード)


ランナーの皆さんのウェアがカラフルで奇麗で
絵になるのです。


そうだ動画を撮ろう!
iPodのビデオカメラで撮影するも、なかなか上手く映らなくて何度も撮り直していると、
(普通に立ち止まっていた。。)



気がついたら一人ぽっち。


さ  み  し  い  …




そして私は、さっきまでの「下りこそじっくり」発言を撤回し
未だかつて無い速度で下り坂を駆け抜けました!! ダーーーーーーーーシュ!!! 






そう、このダッシュが悪魔の呪いの始まりだったのかもしれません。






前日の走りで曲の確認をした際に
チャゲアスの「YAH YAH YAH」が予想以上に励ましてくれたので
とびっきり元気系の曲ばかりにラインナップを変えていた桃Pod。

それらの曲でさらにスピードアップだぜー



しかし、様子が変。



なぜか途中途中で曲の速度が超スローになるのです。

そして太い声。

しかも若干音痴。


そう、それはまさに 悪魔の歌声 悪魔ボイス!!




その時点で聴くのをやめときゃよかったのに
そんなことしてる余裕などないくらい全速力で走っていたので

私は悪魔ボイスとともに残り6㎞を走ると覚悟を決めました。






そして、密かに期待していたあの歌が流れ始めました。

「ラブストーリーは突然に」です。


すると、この曲に誘われてやってきたかのように
立て続けに男たちが私の横を走り去っていったのです!! 3人くらい!!


しかも全員小太りおじさん!!



そしてあっという間に行ってしまいました。 (私の全速力が大したことないのがバレました)



私はおじさん達(小太り)の背中を見つめながら

『これが現実か!!』と心の中で叫びました!


私はおじさん達(小太り)の背中を見つめながら

『小太りのおじさんが下り坂を走ると ジャガイモが転がっているみたい!!』と思いました!!



ちなみに、その間流れていた「ラブストーリーは突然に」も悪魔ボイスでした。 







このマラソン大会の不安要素の1つに
給水所というのがありました。


うまく給水所で飲み物取れるかな…
走りながら飲めるかな…
飲み終わったカップは投げて捨てていいのかな…


スタート前にユースケにレクチャーしてもらいましたが
ヒグマの鮭狩りみたいなことされて、全くタメになりませんでした。 



そしてついに給水所との闘いの時がやってきました。



給水所では、おばちゃんがカップを持って手を伸ばしていてくれたので
走りながらでもとても取りやすかったです。(ありがとうございます)


しかし、走りながら飲もうとするとじゃばじゃばこぼれるので歩きながら飲むことに。
したのですが、どうやら私は歩き飲みもできないらしく、パーカーがシミだらけ。(恥)


飲み終わったカップは道脇にたくさん捨てられていました。圧巻。
なので私も投げ捨てました。(Qちゃんのサングラス意識)
爽快だけどちょっと胸が痛む〜 (私てば良い子)





ある給水所にさしかかる手前で
前方に男子の集団がこちらに向かって歩いてくるのが見えました。

ここで立ち止まって飲むのはかっこわるい。

そう思った私は、かかんにも走り飲みにチャレンジしたのですが
結局パーカーに新たなシミを作って、彼らの横を通過。

あんな辱めをうけるとは… 





給水所は怖い。              BGM:負けないで(悪魔ボイスバージョン)









マラソン大会は意外と出会いが多いものだということがわかりました。

ロマンスの方じゃなくて
人とのふれあい の出会い。



沿道で地元の方が応援してくれるのです。


おじいちゃんもお母さんもお兄さんも子供も、
みんなみーんな、応援してくれるんです。


先頭からもう何十分も経っているのに
ずっと道に立って待っていてくれたのかと思うと
本当に嬉しくて、苦しさを忘れて幸せな気分になりました。



そんな風に応援してもらえると、つい応えたくなって
笑顔で「ありがとうございます」「ありがとう。(上から目線)」と
言ってしまいます。


走りながら。



ちょっと私、爽やかすぎー



こんな風に自分に酔ってるアンポンタンランナーにも、みなさん応援してくださいます。

ほんとにほんとーーーーに 嬉しかった。






ちなみに、そんな爽やかな出来事中も
イヤホンから聴こえてくる悪魔ボイス。 


だけどどうしてもイヤホンを取れなかった。 それは悪魔の呪い。






その後、前日はあんなに励ましてくれた「YAH YAH YAH」も
「うれしい!楽しい!大好き!」も
「乙女のポリシー」も
「キマグレン」も

みーーーんな悪魔ボイスバージョン。


まったくノレませんでした。

むしろイライラした。






ようやく、折り返し地点を通過した人たちとすれ違うところまでやってきました。




その折り返し地点で、今大会最大の出会いが訪れたのです…!




前から走って来た佐々木さん、60歳以上。
よぼよぼなのにすごいな〜と感心して見ていたら、
佐々木さんのお口元から、大量のよだれがつららのように垂れ下がって、
風を感じていました…


そんなになるまで走るなんて佐々木さん、さっきとは違う意味で「すごい」です。


死ぬんじゃないかと縁起でもない心配をしつつ、
それでも私より2㎞以上も前を走ってるんだ… と思ったら
きっとまだまだ元気!と妙に納得。




ちなみに…

なぜか佐々木さんのことが忘れられなくて
後日サイトにUPされていた大会の写真から、必死になって彼を探してしまいました。
2000人の中から佐々木さんを探し出すのは
どんなに大変だったことか。。

結局見つけられなくて友達にも捜索願いを出す始末。

そして見つけ出したと連絡が。

改めて「佐々木さんとよだれ」を見ることができたら、なんだか苦しくなりました。


この感情は何だろう。。。



友達曰く、  それは、 恋 !   だそうです。     やっぱり。 










折り返し地点は、私たちランナーをこれでもかとじらしました。
もうすぐかな〜と思ってから1㎞くらい走らされた気がします。

折り返し地点こそ本当の悪魔だと思いました。








折り返し地点は怖い。







まだつづく






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